中学受験から始める!医師への道!

医師としての自分史から導き出される勉強や受験などについて何となく書き綴っていこうと思います。何かの参考になれば幸いです。

第12回:点数や偏差値について

試験を受けると点数が必ずでます。

合格点が決まっていれば、合格なのか不合格なのか。

他の人と比較して点数が上なのか下なのか。

偏差値はいくつなのか。

 

この点数や偏差値は、過度に気にしすぎるのはよくないですが、やはり気にすべき内容です。

 

中学受験生の男子は基本的にゲームが好きなことが多いです。

もちろん私も好きでした。

そして勝負事も嫌いではないので、誰々に勝ったとか負けたとか一喜一憂することもあるでしょう。

このような点数を確認して分析することが受験では大切だと考えます。

 

医療の現場では、血液検査を行うことがあります。

あれは何故するのでしょうか?

 

身体診察はもちろん基本中の基本です。

しかし、いかにプロだとしても完全な客観視できずに主観が混じります。

また、痛みや重症度に関しては、客観視するのは難しいのです。

 

痛みに関しては10段階評価でいくつくらいですか?VASといった痛みのスケールもありますが、やはり不確実なところもあります。

 

 

健診などで身近な病気である高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などで考えてみるとわかりやすいかと考えます。

高血圧症は血圧計が安価でどこでも手に入るようになり、診療がしやすくなった病気の1つです。自宅での血圧測定してきていただき、グラフ化することで血圧治療が上手くいっているかどうか一目でわかるようになりました。

 

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脂質異常症と糖尿病に関しては、血液検査をすることで具体的によくなっているのか、変わらないのか、悪くなっているのかすぐにわかります。これにより薬の調節などを行っていきます。

感染症に関してもCRPという数値を参考にすることで病気の勢いがわかります。

 

数値化して客観視することが大切なのです。

 

点数を確認することで、得意なところ、苦手なところを確認しましょう。

得意なところは伸ばせばよいですし、苦手なところは少しずつ克服しましょう。

後者の方が点数UP効果は期待できます。

理想はバランスよいのが一番です。これは、医療でも同じです。

 

あとは目標である学校の偏差値を一つの指標として邁進することが大切です。

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